はちゃめちゃログ

愚痴やらなんやら人に言えないけど誰かに聞いてほしいことを書き残していこうかな

あんなこと。

 

 

 

私は小学生の頃クラスの男子一人から毎日罵詈雑言を浴びせられ、暴力を振るわれていました。

 

いわゆる “いじめ” です。

 

 

朝登校すると教室に入れてもらえない事から始まり、休み時間にクラスメイトと校庭に行く事も妨げられたり、終いには校舎4階の教室の窓際に追い詰められ、ここから飛び降りて死ねと言われたり。

 

 

クラスメイトが止めに入ってくれても、先生に伝えても、親に伝えても収まらず、エスカレートする一方でした。

 

 

仲の良い友達と「また明日ねー!」と言葉を交わし、学校から帰って宿題も済ませて次の日の支度をするのですが、翌朝になると体の震えや吐き気や恐怖感に襲われるようになって徐々に学校に行けなくなり、遂には不登校になりました。

 

 

朝親に無理矢理学校に連れて行かれる事があり、学校に取り残された時には絶望や死を感じる程に辛かった事を思い出します。

よく泣きました。

 

 

それが丸一年、卒業式当日まで続きました。

 

 

 

 

 

 

 

小学校を卒業して5、6年経った頃、当時のクラスメイトである幼馴染と遊んでいる時の事でした。

 

 

「〇〇(私の名前)さ、△△(私をいじめていた男子)に告白されてたよね。あいつ何考えてたんだろうね。」

 

言われた瞬間、フラッシュバックするようにその時の光景が流れました。

小学校卒業後の春休みに幼馴染を含むクラスメイト数人と遊んでいた私の家に来て、家の庭で、ずっと好きだったと告白された光景でした。

 

 

忘れていた記憶でした。

 

 

幼馴染に言われるまで、一度も思い出したことのない記憶です。

フラッシュバックした時、同時に胸の圧迫感と息苦しさを覚えました。

きっと、当時の私には忘れてしまいたい程に衝撃的で嫌な出来事だったのでしょう。

 

 

人は嫌な記憶や辛い記憶を忘れてしまう事があると言いますが、それを身をもって体験しました。

 

それでも、その忘れていた記憶を思い出した時の苦痛は耐え難いものがあります。

 

 

 

 

 

とっくに成人していい大人になった今、ふとした時に、いじめられて引き篭もってしまっていた当時の私に戻りそうになる時があります。

居場所がなくて、毎日死ぬ事だけを考えていた幼い私です。

誰かに、もう大丈夫と言って欲しかった私です。

 

 

戻りそうになるというよりは、戻ってしまっています…

感情を抑えきれなくなる時があるから。

 

 

 

でもそれは辛いので、あの時の私に戻らないように必死になって今を生きています。

楽しい事や好きな物を見つけて、それに時間を注ぐことで思い出す回数を減らしています。

 

 

そんな、前向きな時と卑屈になる時がジェットコースターのようにある人生だけど、楽しいと思える回数が増えてきました。

 

 

20代手前まであの辛さから抜け出せずに苦しんで、青春なんてものは謳歌出来なかった私ですが、今が青春だと思って好きな事を沢山しています。

 

 

人生って悪くないです。